マンダリン・オリエンタル・バンコクの「ル・ノルマンディー」で贅沢フレンチ
バンコクにはたくさんの素晴らしいレストランがありますが、何度もリピートしてしまう場所の一つ、「ル・ノルマンディー」に今回も行ってきました。
宿泊先のザ・スコータイからタクシーで、世界屈指のホテル、マンダリン・オリエンタル・バンコクに移動します。
こちらのホテルのロビー。バンコク随一の色調です。誰がどう写真を撮ってもきれいに写ることが、その素晴らしさを証明していますね。
予約より30分ぐらい前に到着してしまったので、「ザ・ヴェランダ」でお茶をいただいてから、向かいます(こちらも素晴らしいダイニングですので、お茶だけでしたが、後で紹介します)。
メインエントラスから右の階段を降り、この、靴がコツコツと響くホールを抜け・・・
こちらも有名なサロン、「オーサーズラウンジ」を抜けると、エレベーターがあります。これ・・・かしら・・・とちょっとウロウロしていると、スタッフの方が丁寧に案内をしてくれます。高いホスピタリティーを感じます。
到着すると、この眺め。チャオプラヤー川が目の前に広がります!
レストラン内の色使いも大変素晴らしいです。
私たちの案内された席は、窓際の川に面した場所。こんな素晴らしい景色を見ながらフレンチなんて、ちょっと身が引き締まる思います。
ショープレートも素敵です。私たちはのまないので、ワイングラスと一緒にさようならです。
ショープレートのあとのテーブルクロス(笑) お店の名前が入っている感じがクール。
ランチは、2コースから4コースまであるのですが、このレストランではデザートまでたっぷりあるので、3コース、ということにしておきました。
パンが運ばれてきます。私は、ホールグレインとオリーブのブリオッシュをチョイス。
そして、ちょっと有名なバター。Nのマークが入っています。
3種類のアミューズです。とてもおしゃれ。どれもとても美味しいのですが、スプーンの下に名前が書いてあるので、わかりやすい。美味しくて、パクパクパクといただいてしまいましたが。
まずは、こちらのオントレイ。クラブです。オレンジのジェリーが包んでいます。とてもデリケートな味でした。やっぱりフレンチのプレゼンテーションは、素晴らしいですね。
アスパラガスのポタージュ。カップの下に、ちょっと分からなかったのですが、ミルクを固めたようなものがはってあって、テーブルでポタージュを注ぐというプレゼンテーションです。個人的には、これが一番美味しかったです。
ゆっくりをランチをいただきながら、こちらもゆったりと流れるチャオプラヤー川。これまでの旅行を振り返ったり、旅情を感じたり。この大きな貨物、一体なんなの?と聞いてみると、多分、砂、ということでした。へー。
メインは、こちら、チキンです。若干しょっぱ辛いソースでした。
ここら辺までは、そんなにお腹いっぱいにならず、がんばってお上品にいただける私たち(笑) でも、やっぱりデザートぐらいから徐々にきつくなってきます。別腹が欲しい・・・
こちらのレストランの名物ですよね。ケーキを乗せたワゴンが席まできてくれます。2種類まで選ぶことができるのですが、となりにクリームとかチョコレートとかでデコレーションをしてくれ、それがとっても素敵です。
とても美味しいのですが、お腹が・・・
でも、やっぱ食べてしまうのですよね。それにしても、前回は、もっとたっぷりケーキのチョイスがあったのですが、若干減ったかな。デコレーションも、お客さんの前でしてくれていたのですが、今回はそんな感じではありませんでした。エンターテイメントになるので、続けて欲しいものです。
もうだめ、入らん・・・と思ったとろこで、マカロン&チョコレート登場。一つ手を伸ばしてしまったので、2人で平らげます。前は、マカロン4つでしたが、2つ食べてこれ持ち帰ってもいいですか?とお願いしたら、箱にいれ、しかも、また4つにしておきました〜!というサービス。食べられないときには、いつもテイクアウェイ。そんなのができるのもバンコクの良いところですね。この前紹介したザ・スコータイのハイティーも持ち帰りできましたしね。
カプチーノも登場。ソーサーの趣味が良いです。
よく見ると、このお皿、お店のオリジナルでした。なんか目がかわいい。
さて、素晴らしい眺めと素晴らしい料理で、心も体も満たされました。体の方は必要以上に満たされたかもしれませんが。気づけば、2時間半も食事をしていて、食のゾーン内にいたことが判明。
このレストランですが、私たちが訪れたのは4月の後半。4月いっぱいで改装工事に入るとのことでした。12月に再オープンとか言ってましたか。ぜひ同じ雰囲気で、味をキープし、料金も維持してもらいたいなと思っています。大変好きなレストランなので、変わって欲しくないという思いがありますが、きっと良い方に変わることを期待して、また訪れたいと思います。