銀座でフレンチ 「エスキス」 ミシュラン2つ星
たまには銀座で贅沢にランチしたい!ということで、『ミシュラン東京2015』で2つ星を獲得した「エスキス」に行ってきました。オープンして半年でミシュラン2つ星獲得というこの驚異のレストランです。
店内も白にウッディーというペース。とても明るい雰囲気です。
ほかのお客もたくさんいたので、写真は、公式ページから。
出典:http://www.esquissetokyo.com
パーティッションで大きく2つに分かれているので、プライベート感がでるように空間が使用されているようでした。
私が行ったのは平日の13時でしたが、30%ぐらいの埋まり具合。私が案内された席のスペース(パーティッション奥)には、フランス人の団体がいて、皆、スーツでスマートできめています。私は旅行半分みたいな感じで来ているので、カジュアルジャケット程度のちょっとラフな感じでしたが、このお店の雰囲気を考えるとスーツがぴったりくるのかもしれません。それぐらい素敵な雰囲気でした。
コースは予約の際にオーダー済み。乾杯のシャンパンが含まれていたのですが、ちょっと薬を飲んでいたので、ノンアルコールで乾杯です(フランス産のぶどうのジュースです)。
アミューズ。トマトのゼリーの上に、セミドライの秋刀魚です。秋刀魚っていうのがちょっと珍しくないですか?
こちらは、天然酵母のミニバゲット。日本のフレンチのパンの可愛さに毎回やられてしまいます(笑) 木のバターナイフもユニークです。
天然酵母のバターは塩が入っていないとのこと。お好みで塩を加えて頂きます。
南瓜のヴルーテ。甘く、大変クリーミーな味になっています。
ホタテ。上から焼き海苔、青りんご、アニス、ウイキョウ。ソースは、だし汁?という感じでした。和フレンチのような感じにしたいのでしょうか。私には少し塩辛いかな… その前のヴォルーテとの組み合わせを考えているのか…
ポワソンは、富士山麓で育った鱒。ミディアムレアという感じの焼き上がり。ソースにはグレープフルーツが使われていてさっぱり。左は、サワークリームとクレソン(だったかな)のクリーム。左上には、マッシュルームが添えられています。
ヴィヤンドは、ラムでした。特にラムが好き!というタイプではありませんが、柔らかく料理されていました。
アヴァンデセール。ラムレーズンなどを入れたサフランのジュレの上に、クリームブリュレ、柿のピュレ、ぶどうのシャーベット、バニラの泡という立体アヴァンデセール。ソルベとともにラムレーズンのリキュールが鼻を抜け、デセールへ導いてくれます。
デセール。空間の使い方が美しいピクチャレスクなデザートでした。ブリオッシュをメインに色々なものをつけながら頂きました。緑ソースはキウイ、黒いのは炭のクリームだそうです(珍しいそうで、スタッフの方も説明されるときにちょっと笑っておられました)。個人的には、中央奥の白ワインのジュレが素敵でした。
プチフールとエスプレッソ。マドレーヌ、カヌル、ヌガー。この3品は、おみやとして、もうワンセット頂けます。ホテルで美味しく頂きました。
個人的に面白いと思ったのは、シェフ、パティシエ、ソムリエと、3人異なるロールを従えるフレンチはやっぱり違うなと思いました。お酒は頂いていないのでわかりませんが、料理とデザートの世界観が違うのがかなり面白いなと。
場所も銀座並木通りという一等地。オープン半年でミシュラン星2つというのはすごいなと思いました。
素晴らしい時間でした。
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