高熱とともに! さよならデュシタニ・バンコク宿泊記

タイのロイヤルホテル「デュシタニ・バンコク」が再開発のため営業終了ということで、「記念」宿泊をしてきました。2泊3日の滞在です。

 

f:id:ugteku:20190714173910j:imageBTSサラデーン駅、地下鉄のシーロム駅が隣接。やっぱりめちゃくちゃ立地は良いですね。「Desit Thani」このフォントが好きです。

 

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ご存知の方も多いかと思いますが、デュシタニ・バンコクには、メインタワーとイーストウィングがあります。メインタワーの方には、ビヨーンと尖塔がくっついています(いました) ちょっとあまり良い写真じゃなくてすみません。

 

この日チェックインしたのは朝8時とかそんな感じ(チェンマイからの夜行列車の移動でした)。クラブルームでの宿泊だったのでチェックインはそちらで。冷たいおしぼりと飲み物を頂き、ほっと一息です。

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ちょっとお腹が空いていたのでラウンジでペイストリーだけつまませてもらって、フォロワーさんオススメの「温泉」型スパに行って時間を潰すことにしました。お風呂やサウナ、水風呂などループでリラックスしていたのですが、それがそもそもの間違いで… ちょっと調子が悪かったのですが、お風呂から上がった頃、あれ?なんだか体が熱いかも…なんてことになっていました。

さて、そんなこんなで午後になり、チェックインのお時間です。

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ジュニアスイートというのでしょうか。扉では分かれていないけど、リビングとベッドルームがあるタイプです。ゆったりしていてとても良いです。知り合いから泊まるならクラブルームが良いよーとは言われていて、ラウンジってあんまり行かないし、バンコクにいるときには外で食事がしたいというタイプなのですが、「でも最後の宿泊だしね!」ということでちょっと奮発です。でも、この選択が良かった。特典云々だけでなく、この後ホテルの外に出ることができなくなってしまう悪夢が待っていたので😓

 

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西日が強すぎてうまく撮れていませんが、リビング、反対からです。

 

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ソファーにのっているおしゃれめのクッション。まさかこのソファーにめちゃくちゃお世話になることがあるなんて、この時には微塵にも思っていませんでした。

 

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ベッドは完璧。全く文句ありません。ただこの時には、あれれ、なんだか熱が? だんだん病状が悪化してきていて、うん、この二泊三日はベッドの上かもね…と感じ始めた頃でした。

 

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お部屋からの景色。…それほど…ですね。

 

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お風呂もとても広くて良いのですが、如何せんチェックイン前の温泉でおかしくなっているので、今日はノーセンキューという感じでした。

 

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デュシタニ・バンコクのバスローブ。連れは来ていましたが、私は温かくしての就寝です。

 

おやすみなさい!明日は少しでも良くなっていますように!

 

...ということで寝たのですが、その夜…

熱が上がってきたようで、寝苦しく眠れない…

そのうち、感覚的には目を閉じるとすぐに悪夢、そして起き、目をつぶるとまた悪夢…の連続…これは眠れん!と思って、隣のリビングへ…

そして、ソファーにばたんきゅう…

もしかしたら、これ、かなりやばいかも…

どんどん酷くなるし…

動けなくなる前に連れをおこさないと!

と思って立ち上がってみると、ふらふら... なんか床が曲がってみてるし!

申し訳ないと思いつつも、連れを起こし、状況を説明。

とりあえず、熱がヤバイね、ということで、フロントに連絡。

 

で、待つこと、15分ぐらいでしょうか。ピンポーンとなって、人が入ってきました。私的には、電話で「氷と水枕的なものをお願いしまふ、ぐぶっ!」という感じで説明したので、氷をもらって、なんかゴム袋に水が入ってて吊るして頭にのせるみたいな昭和感のあるものが来れば良いなと思っていたのです。でも、来られたのは、タキシード的なものを来たルームサービスの紳士。その紳士が、腕に白い布をのせ、シャンパンクーラーの中に氷、氷を取る用のトング、グラス、マドラーなど、真夜中のパーティーセットを持ってきてくださいました〜

 

さ、さすが、歴史のあるデュシタニ・バンコクさんですね…

 

でも、私が欲しかったものと違う…

 

ルームサービスの紳士も、完全に寝巻き姿で死にかけている中年男性を見て、おや?と思ったらしく、フロントに電話。タイ語でのやり取りの後、状況を把握。「病院行っとく?」とのこと。病院か… うーん…。でも、そうよね? 少なくとも真夜中のシャンペンパティーって訳ではなさそうよね?

 

とりあえず、バンコクでの真夜中の病院はちょっと大丈夫かしら?という感じがあったので、朝まで様子をみることにして、バファリンを飲み、シャンパンクーラーの氷を袋につめ、タオルで巻いて、ベッドに横たわります。なんだろ…めちゃくちゃ熱があると思うのですが、とても落ち着く感じ。こんな高熱を出したのは本当に子供の時以来だったので、すんごく懐かしく、守られている感じがする〜(熱で頭がどうかしているのかも〜)

 

そのあと何度か氷を変えて、気がついたら、深い眠いに落ち、朝を迎えていました。

 

朝起きてみると、すっかりと熱が下がっており、まだまだ調子が悪いのですが、高低差で、ちょっとなんか爽やかな感じさえします。連れと話をして、とりあえず、病院は大丈夫そうだね…ということで、フロントに断りの電話。話を聞いてみると、ホテル専属のお医者さんがいるらしく、そこで緊急にみてもらえたということでした。ほんまかいな?という感じがあったんですが、さすがのデュシタニ・バンコクはん!ですね。

 

 

さて、まだまだ病気とはいえ、やっぱりお腹だけはすくものね💧ということで、朝食会場に向かうことにしました。ここら辺が我々のダメなところなのですが、今までのホテルだと、クラブラウンジよりもメインの朝食会場の方が選ぶものがたくさんあるし、なんかお得感があるし、今回は2日滞在できるからまずはメインの方に行こう!となります。

 

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こちらがメインの朝食会場(パビリオン)でいただいたもの。どれもとっても美味しかったのですが、超病み上がりで、テンションあがるー!という状態にはありませんでした。しかもなかなか混んでもいましたので、もうちょっと静かに食べたかったかも〜でした。

 

この滞在の後実はインドに向かうことになっていたので何としてもそれまでに体調を回復させなきゃ!ということで、完全に外篭りモードです。部屋に帰ってバファリン飲んで、爆睡です。

 

でもやっぱりお腹はすくもの。お昼どうしようかー。まだ病気だし、シーロムの雰囲気はちょっとまだ早いかも、ということで、ホテル一階にあるデュシットグルメでちょっとランチをいただくことにしました。やっぱりちゃんと食べないとよくならないしね!

 

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でも、たくさん食べられないし、ということで、連れと2人でカニの入ったベーグルとパイ的なものを頂きました。イートインで分けたいんですけど…お願いするとしっかりと対応してくれて、しかもサイドにサラダもついてきて。さすがのサービスだなと思いました。

 

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イートインのスペースもちょっと上品なつくりになっていて、タイ人のマダム達が歓談をされていたのですが、やっぱりとても品があって、エレガントでした。

 

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そのあとは、ホテル内の散策です。今回私たちは最初で最後の宿泊になってしまいましたが、このホテルにあるレストランには何度かお世話になっていて、いつも来るたびに、素敵な時間を過ごさせてもらいました。やっぱりデュシタニにあるレストランは他のインターナショナルブランドのホテルのレストランとは(値段がどうとかではなく)格式が違うなと思います。

 

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こちら賛否両論あるデュシタニのプール。結局体調不良で泳ぐことはかないませんでした。

 

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フィットネスセンター。ホテルの規模に比べてとても充実しているのではないかなと思います。

 

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こちらはテワランスパ。マンダリンオリエンタルバンコクのオリエンタルスパもすごく良かったけど、こちらのスパもすごく良かったです。あまりに気持ちよすぎてぼーっとなっていたのでしょうか? 財布を忘れて帰ってしまったことがあり、パニックになったことを覚えております。

 

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こちら昔の写真ですがテワランスパのウェイティングルーム。雰囲気がとても良かったです。

 

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こちらは床屋さん。このバーバーとビューティー、2つ別々にあるところ、さすがです。

 

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こちらはロビーラウンジ。エレガントです。ラウンジが素敵なバンコクのホテルに「ザ・スコータイ」や「マンダリンオリエンタル」などありますが、ここも本当に素晴らしい雰囲気であると思います。

 

  

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上の2枚の写真は少し昔のものなのですが、よく見るとカーペットとか変わっていました。リノベーションしていたのですね。

 

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館内には色々な写真があって、デュシタニ・バンコクの歴史を見ることができます。
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当然ですが、著名人も泊まっています。

 

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このライトアップの色はこちらもなくなってしまいましたが、ホテルオークラの本館を彷彿させます。

 

 

日が暮れましたので、カクテルタイムのお時間です。

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僕はチーズが大好きなのですが、ここのクラブラウンジのチーズ、素晴らしかったです。ラウンジ自体、それほど大きくないと思うので、一品一品がちょっとおしゃれに、質の高いものがおしゃれに取り揃えられているという感じでしょうか。



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手前のお皿においてあるパイもなんかちゃんと作ってある感じ? ボキャ貧でうまく言えないのですが、どこかから持ってきたという感じではないというかなんというか💦 とにかく美味しかった!ということかもしれませんっ!

 

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こちらも! 品数は少ないけど、一つ一つが丁寧に作られています。

 

…ということで、デュシタニのクラブラウンジは、他のインターナショナルホテルブランドのラウンジとはちょっと違うのかも…と理解し始めた我々、2日目の朝は迷うことなく、ラウンジにやってきました。おはようございます!


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昨日の朝食会場とは打って変わって静か〜 

やっぱりこんな雰囲気で朝食はいただきたいもの。


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我々がよく行くホテルのブッフェスタイルだと、ベーコンやらソーセージやらは、なんか温めておける、蓋開けると、ゆりーり落ちてくるようなそんな鍋的なものに入っているわけですが、こちらでは、行儀よく並んでおります。

 

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メニューもあって注文することも可能です。


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なるほど。ここにきて、友達の「クラブルームに泊まった方がいいよー」の意味がよくわかりました。良いホテルでは、クラブラウンジの食べ物が朝食会場のものとは「異なる」ということ、勉強になりました。メインの朝食会場からエレベーターにのせられて送られてくるというのは、場所がラウンジなだけなのかもしれません。
 

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エレベーターのドア

 

さて、今回の宿泊ですが、高熱でホテルに籠もりっぱなしになってしまいましたが、逆に、取り壊されてしまうデュシタニ・バンコクを楽しむことができたのかもしれません。親しくさせてもらっているフォロワーさんと話していたのですが、インターナショナルブランドのホテルも良いのですが、日本の御三家やプリンスのような歴史のあるホテルって、新しいホテルにない(出せない?)「良さ」が詰まっているような気がします。新しいホテルがたくさん建てられていますが、10年後、20年後、30年後にどんなホテルになっているのか、おしゃれさ、モダンさ、ゴージャス感だけでは、ただの古い、高めの「箱」になってしまうのかもしれません(あるいは、知らないうちにリブラウンドされているとか)。そういう意味で、老舗のホテルって意味があって続いていると思うし、洗練されたサービスやノウハウ、柔軟さ、「深さ」や誇りがあるような気がします。我々のポケットではあまりちょくちょく泊まることはできませんが、たまには、こういうホテルに泊まってみたいなと思っています。