コロナで時間があるから、自分の本棚にある「本」と向き合ってみるということ。
積読(つんどく)ということばがある。
Wikipedia先生に寄れば、
なんだかそわそわすることがあったとき、仕事の後にふらっと本屋に立ち寄ったとき、タイトルが表紙が面白そうだなと思ったとき、本を買う。
これを買おう!
そう思って、本屋に行くことは、実は、私は、少ない。
でも、買ったは良いものの、忙しくなって、次の本を買ってしまって、なんだか違うかなと思ってしまって、ちょっと開いて「積読」、全然開かないで「積読」は、残念ながら、よくある。
今、コロナウィルスの影響で、自粛中。
そういう今だからこそ自分の本棚を見ることってけっこう意味のあることじゃないかと思う。
そういう「積読」は、何かしらの意味があって、自分の注意を引いたのだから。
今の自分に共鳴する感じがする
今の自分に足りないものを補ってくれるかも?
「自分」というものの理解を助けてくれるんじゃないか?
こんな本が読めるような人なりたいなあ
この作者の生き方が好きなんだよなあ
こういう教養を身につけたいなあ。
理想的な自分に近づけるかも?
この本を読むことなしに人生を終わりたくないなあ
などなど。
本を選ぶということは、やっぱり自分に、アイデンティティに関わっていると思うのです。
でも、忙しい毎日を送っていると、他にしたいことがたくさんあると、そういう過去の自分との対話の機会が後回しになってしまうことがある。
それを表している一つが、「積読」なんじゃないかなと思うのです。
今は、家にいる時間が長い(そういう人が多くなってきている)
新しい本を買って読むのではなく、「積読」と向き合うことで、自分というものを考える大切な機会になるような気がする。
「積読」であれば、もう決済は済んでいる。だから、お金もかからなそうですね。