「ボンネット」 三島由紀夫が愛した熱海のレトロ喫茶店
三島由紀夫も通ったという熱海にある喫茶店「ボンネット」に行ってきました。
東京から新幹線でさくっと行ける昭和的観光、熱海に到着です。絵画旅行も好きですが、こういう旅も嫌いではないのです。
熱海一のオシャレエリア、銀座通り(笑)に移動です。そこからちょっと奥まった路地にある喫茶店、「ボンネット」です。
外観は、こんな感じで、すでにレトロ。子供のころは、喫茶店といえば、こんな感じだったなー。
この年季ぐあい。入店です。
中に置かれてるソファにも歴史を感じます。三島もこのテーブルに座ったことがあるのかなーなんて、妄想にふけます。灰皿があって、喫煙ができる感じも、喫茶店ですよね。私は、吸わない部類ですが。
注文は、やっぱり三島も食べたというハンバーガーにするとします。ハンバーガーとコーヒーで800円というお値段。普通の価格設定。
周りを見渡すとデイスプレイ棚があって、レトロなアイテムが並べられています。
さて、料理の到着です。
こちらが、三島由紀夫も食べたというハンバーガー。ものすごい美味しい!というよりも、どちらかというと、昔懐かしい、とっても優しい味のする一品。ピクルス、自分で、玉ねぎとレタスを入れるというのがいいですよね(野菜があったかいのってちょっと嫌ですし)。
こちらは、ザ・コーヒーというお味。コーヒーフレッシュって久しぶりに使ったなー。これも、私には懐かしかったです。
熱海自体も昭和の世界にタイムスリップした感がありますが、この喫茶店も、なんか時間が止まった感じ。三島の作品に登場する数々の喫茶店も、今となっては、ちょっとこんなレトロな、うっすらタバコの臭いのするノスタルジックな空間ですよね。
Time is a Traveller.