アジアで一番美味しいに選ばれたことのあるレストラン「Nahm ナーム」は本当に美味しいのか?
レストランの良し悪しを決めるのは、結局のところ、個人の判断だとは思いますが、2014年の「世界のベスト・レストラン50」のアジア版50のランキングで、2014年に一位に輝いた「ナーム Nahm」に行ってきました。
場所は、今回のバンコク旅行の宿泊先になった「ザ・スコータイ」のすぐ隣、「メトロポリタン・バンコク」です。
バンコクを代表するデザインホテルの一つ。泊まってみたいなとは思っているのですが、バンコクには泊まりたいホテルがありすぎて、後回しになってしまっています。
もともとは、ユースホステルだかなんだか・・・ 外観はあまりよくないけど中身は・・・という感想をよく聞きますが、私としては、外観もやっぱり洒落てるなと思いました。「ザ・スコータイ」と同じように、サトーン通りから少し入ったところにあるので、静かな感じでいいなと。
こういうオブジェも素敵です。
なかもまぁきれいで、シンプルモダンな感じがいいのですが、それでも、「ザ・スコータイ」のエレガントさの方が個人的には好きです。
私たちは、12時からのスロットでお願いしました。12時開店ギリギリまで、ドアが閉まっている感じで、なかに入ろうとしたタイ人のグループが追い出されてきていました。
他の方もいろいろ書かれていましたが、このレストラン、一位に選ばれたのか、自信があるのかなんなのか、あれやこれやの忠告事項が確かに多かったです。予約をして、こちらは手帳に書き入れているわけですが、前日になると「来るか来ないかconfirmをしてください」というメールがきます。このレストランに限ったことではないですが。キャンセルする場合には、こちらから連絡を入れるのがマナーだと思っているのですが、こういうメールは、商売に傾倒してしまい、お店の品格が逆に下がるという感じが、個人的にはしてしまいます。
12時きっかり、入店です。
お店は、静かな感じ。各テーブルの上にライトがあって、それが真ん中を照らしていて、その光のなかにはお花がという演出です。団体様も対応化のようで、大きな集団もいましたが、少し離れた場所にいるので、うるさいとかそういうことはありませんでした。
お酒を飲まないので、飲み物はスパークリングウォーターです。どれがいいのか、など、店員さんに相談しながら決めました。店員さんは、他のレポで書かれていた感じとは違って、親切で、ヘルプフルでした。
で、食事ですが・・・
まずは、アミューズです。パイナップルの上に、エビとコーン、ガーリック(だったかな)を練り上げたもの。
こちらはオントレイ。店員さんのオススメです。クレープ状の卵の上に、豆腐、パパイヤなどを甘く調理したものが乗せてあります。これは大変美味しかったです。
メインは2品です。まずは、こちらの、簡単にいうとグリーンカレー。美味しかったのですが、とにかく辛い。対面で普通の顔をして食べている連れを見て、やっぱり、私は、辛いものがあんまり得意じゃないのかしら・・・と思い直しました。でも、味は良かったですよ。
メインの2品目。ワタリガニのカレーです。こちらは、それほど辛くなく、落ち着いて(笑)美味しくいただくことができました。
ライスもいただきましたが、こちらのそうめん的なもので頂きます。
やっぱり小食な私たち。これプラスご飯でお腹がいっぱいになってしまいます。しかも私はからさでぜいぜい言っていますしね。せっかくだから、デザートも!と思ったのですが、ホテルに帰って甘いものを食べようとということになりました。
アジアで一番美味しいのかということに関しては、私としては、非なりです。個人的な意見では。でも、これが食のプロの間で絶賛されるのはわかる気がします。
それに、アジア一のレストランというものが、このくらいの値段で食べられるのであれば、一つの経験として行ってみるのもアリかなと思いますね。