ヌサ・ドゥアの超ローカルレストラン「サリデヴィ Sari Devi」で名物のナシチャンプル(バビグリン)を食す。
我が家は古い地球の歩き方を現役で使うのですが、その2008年版で気になっていたお店、ヌサ・ドゥアにある「サリデヴィ Sari Devi」に行くことにしました。
情報は古くなってしまいますが、旅行の思い出とか情報をアップデートしていくのが好きなのと、物価がどれくらい変動したのかなとかも分かる。それから、十年経ってもやっているお店はやっぱり美味しいのだと思う!そんな動機があり、古いやつでも使っています(我が家にとっては、毎回旅行の情報がアップデートされている旅行記の一部になっています)でも、どこかに行くときには、そのお店がまだやっているのか、移転していないか(けっこうあるケース)、営業時間が変わっていないかなど、ネットでチェックします。
こちらも地球の歩き方から。
今回我々が宿泊した「The Grand Bali Nusa Dua」も、ここでは「Swiss-Grand Bali」となっていますね。地図で見る限り、お店までとても近い感じ。
ちなみに、我々のホテルのある場所は、けっこうホテルも集まっているのですが、サリデヴィがあるあたりはローカル感満載。皆さんの生活が少し垣間見られる感じがあって、とても面白かったです。
地図通り、ブアル村の方に向かって、道をおりていきます。
ペンジョールが飾られています。
さて、ローカルな感じは知っていたし、地図で場所も把握している。でも、看板が英語で出ているのかなとか、地図に記載されている場所、正確?(けっこうよくあるんですよね)とか、なんかわからなくて通りすぎちゃわない?とか、若干の心配もあったのですが、問題なくたどり着きました!
Sari Dewiとあります。
お店の中は、人で溢れていました。
ローカルの人たち、観光客、ドライバーさんたち、たくさん。
列が2列ぐらいできていて、一体どっちに並べばいいの? どう注文すれば良いの?
という感じだったので、連れにおまかせをして、私の方は、席で待つことにします。
こちらの方で座って待ちます。相席食堂になっています。
たくさん日本人の観光客の方もいて、どうやって注文するんですかね…? さあ…。という会話。みなさんとても素敵なワゴン車で乗り付けていたので、もしかすると、「ローカルレストランでナシチャンプルを食べよう!」がセットになっているオプショナルツアーとかがあるのかもしれません。
さて、注文なのですが…
お店の中央に、こんなガラスケースがあって、みなさん、働かれています。
並んでいて、注文が入ると、サクサクサクサクと品物を盛り付けていく感じです。素手で盛り付けていくのですが、かなり豪快な感じがしました。
すごく混んでいたので、品物がどんどんなくなっていきます。
そうするとまた奥からたくさん運ばれてきて、補充。
すごく儲かっているのかなーと思いました。
さて、私たちも注文をして、席で待つこと、ほんの少し。
やってきました〜
お目当のナシチャンプルなのですが、私の理解では、「バビグリン」と呼ばれる、この店のシグニチャー料理(てか、これ以外にあるのか?)
ナシチャンプルとは、ご飯とか色々な惣菜が一緒になったスタイルのインドネシア料理のことですが、こちらは、その中でも、「豚の肉、皮、内臓をご飯に載せた料理」(地球の歩き方 2008, p.220)とあります。見た目は、それほど、そそられないのですがw、でも、ちょっと甘いたれが美味しくて、皮もパリパリ。ローカルの人たちが食べるものは、やっぱり美味しい!
一緒にエビのクラッカーと、インドネシアと言えばこれだよねっ!のテボトルをいただきます!
あと、一緒にやってきた、この決して見た目が良いとは言えないスープ。
お店の中で扱っている品物の色々なものの残りとか美味しいエキスを入れたもの、という感じ? 見た目はですけど、おいしいものがたくさん入っているのだから、そりゃ美味しい。こちらも完食です。
とても美味しく、少しでもローカルの雰囲気を味わうことができて、とても楽しかったです。
帰りはお気に入りのこの場所、Coco Supermarketでお買い物。
こちらはホテルとサリデヴィの間ぐらいにある交差点。
ローカルのお寺があって、ある夕方には、いわゆるバロンダンスが奉納されていました。観光客用のパフォーマンスではないのを見たのは初めてだったので、その雰囲気に圧倒されました。こういうのがあるからこそ、ヌサドゥアでは、できれば、制限エリア外で滞在をしたいなと思うのです。
ホテルに帰ってきて、もう夕方。
今日もお腹いっぱい、幸せな1日となりました。