ホテルオークラ東京宿泊記 さよなら本館 テラスレストランで、ザ・洋食!
取り壊しが決まっているホテルオークラ東京での記念宿泊のレポートです。
今回は、洋食のレストラン「テラスレストラン」での夕食のレポです。
繰り返しになりますが、このレトロ感!
こちらも。
週末だし、人気店でもあるので、予約を入れてのぞみました。
案内された席はこちらではありませんが、その名の通りテラスに面しています。人工的な感じなので、景色がいいわけではありませんが、朝とか昼間だと開放感があってなお良さそうです。
着席。
このメニューはずっしりした紙製。
すごく年季が入っています。
スープを注文したので、まーるいスープのスプーン。なんか、久方ぶりにこんな感じのスプーン見ました。
まずは、こちらのサラダ。ドレッシングがなんとも美味しいです。
そして、オークラといえば、ということで、コンソメスープ。
オーキッドルームのものほど有名なものではありませんが、濃厚なお味。タピオカが入っていますが、これぞコンソメスープというシンプルで、材料のエキスが思う存分味わえる一品でした。
メインですが、まずは、相方の注文した、こちら。
シーフードカレーライス。スパイスの種類が多く、とても深みのある味。洋食屋さんのカレーライス。
薬味が色々ついてくるので、食べるに楽しい。
そして、こちらが私のメインの伝統のローストビーフ。やっぱりここにきたからには、これを食べないということで、オーダー。
やっとオークラで洋食が食べられるねーなどと相方と話していたら、ウエイターの方が「すみません。ご注目ください。ローストビーフを切りますので」とのこと。一大イベントです(笑)
切ったあとも、シェフの方に、目で、「切らせて頂きました」の合図。身の引き締まる思いであります!
オークラ創業当時からある伝統のローストビーフ。文句無しの一品でした。
ここオークラのレストランにおいてあるものって、私のような昭和の世代が昔家族と特別な日に行っていたレストランで食べていたもの。今のようなファミレスの「シーズンフェア!」みたいなどんどん変わっていくものではなく、その時代をぎゅーっと閉じ込めたメニュー。ちょっと高いけど、それが逆に「昔、家族でレストランにいった時ってこんな感じだったな。テンションだったな…」と懐かしく、温かく感じさせてくれます。
こちらは、どんどん変わっていくけど、このレストランのおかげで、昔の自分と家族を少し感じることができました。